後場に注目すべき3つのポイント~政策期待や値動きの軽い中小型株が物色の主体

2013年7月22日 12:22

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記事提供元:フィスコ


*12:22JST 後場に注目すべき3つのポイント~政策期待や値動きの軽い中小型株が物色の主体

22日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・大引けにかけての海外勢の動向に注目
・ドル・円は99円89銭付近、ポジション調整的なドル売りは一巡
・政策期待関連の一角や値動きの軽い中小型株に短期資金が向かう

■大引けにかけての海外勢の動向に注目

日経平均は下げに転じる。2.65円安の14587.26円(出来高概算14億1000万株)で前場の取引を終えた。朝方の取引開始直後は、参院選の結果を受けて、ねじれ国会解消による安定政権を材料視する流れから、買い先行の展開。しかし、寄付きの14770.02円を高値に、その後は円相場が円高に振れたこともあり、利益確定の流れに向かった。

東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が全体の過半数を占めている。指数インパクトの大きい京セラ<6971>、ダイキン<6367>、東エレク<8035>、TDK<6762>などが重しに。セクターでは、任天堂<7974>のインパクトからその他製品が堅調。海運、不動産、鉱業、情報通信、精密機器などがしっかり。一方、電力ガス、パルプ紙、機械、銀行、その他金融、水産農林、ゴム製品などが冴えない。

参院選は驚きの少ない結果ではあろうが、材料出尽くしというよりもいったん利食いといった見方に。外資系動向は大幅に買い越しとの観測だったが、朝方の動きとしては静かだったようであり。大引けにかけての動向などが注目されよう。

物色については上方修正を発表したイーグル<6486>が強含みとなるなど、決算シーズン入りによって次第に業績に関心が向かいやすい。また、長期安定政権によって政策をテーマとした物色もみられており、ネット選挙関連は利食いとなる半面、カジノ関連には思惑買いが向かっている。日経平均がマイナス圏での推移となるため、積極的な売買は心理的に手控えられそう。ただし、材料系の強い値動きを見る限りでは、先高観は後退していない。

■ドル・円は99円89銭付近、ポジション調整的なドル売りは一巡

ドル・円は99円89銭付近で推移。ドル・円は一時99円61銭まで下げた後に100円24銭まで戻したが、日経平均株価の下落を受けてドル・円は再度100円を下回っている。ポジション調整的なドル売りは一巡しており、ドル・円は99円台後半で下げ渋るとの見方も。なお、日経平均株価が午後の取引で再上昇した場合、ドル・円は100円台前半まで戻すとの声が聞かれている。

■今後のポイント

・日経平均株価の下落でドルは伸び悩む
・ポジション調整目的のドル売り一巡、99円80銭以下に短期筋などのドル買いオーダー

12時20分時点のドル・円は99円89銭、ユーロ・円は131円45銭、ポンド・円は152円74銭、豪ドル・円は92円21銭付近で推移。上海総合指数は、1983.43(前日比-0.46%)で推移している。

■後場のチェック銘柄

・参院選の結果は想定の範囲内で利益確定売りが先行
・政策期待関連の一角や値動きの軽い中小型株に短期資金が向かう
・後場も中小型株が物色の主体に、下値ではねじれ解消による評価で押し目買いも

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

14:00 6月全国スーパー売上高
14:00 民生用電子機器国内出荷
14:00 佐藤日銀審議委員会見
14:00 安倍首相会見
16:00 菅官房長官、定例記者会見
16:00 6月コンビニエンスストア売上高《KO》

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