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新興市場見通し:成長期待が高く好業績の中小型株への資金流入が期待される展開
*17:09JST 新興市場見通し:成長期待が高く好業績の中小型株への資金流入が期待される展開
先週(7/16-19)の新興市場は、国内外の重要イベントを前に、様子見姿勢が強まる展開となった。米バーナンキFRB議長の議会証言、週末の参院選の結果を見極めたいとの見方から手控えムードが強まる中で、値動きの軽いテーマ株の短期物色が中心に。円安進行を受けて、日経平均が上値を試す展開となったことは支援材料となったものの、週末にかけては重要イベントを前に手仕舞い売り優勢となり、利益確定の動きも早まった。なお、週間の騰落率は、日経平均が+0.6%であったのに対して、マザーズ指数は横ばい、日経ジャスダック平均は-0.6%だった。
個別では、UNITED<2497>が週間で約29%の大幅下落となった。スマホ向けアプリ「CocoPPa(ココッパ)」の有料化に乗り出すと報じられ上値を試す場面もあったが、週末にかけては利益確定売りが膨らみ急落へ。また、ウエストHD<1407>は第3四半期決算が悪材料視されたほか、ヴィレッジV<2769>は前期の最終赤字転落が嫌気され軟調だった。一方、アドウェイズ<2489>は、LINE社との基本契約に基づき、「LINEフリーコイン」の販売を開始したと発表したことが材料視され、上値追いの展開が継続した。また、ニューフレア<6256>は、モルガンが投資判断「オーバーウエイト」、目標株価150万円でカバレッジを開始したことが好感され大幅高。その他、リプロセル<4978>は週間で約2%ながら上昇となり、日柄調整の一巡感も意識されていた。
今週(7/22-26)の新興市場は、日本株に対する関心が一段と高まることが期待される中で、引き続き、戻りを試す展開となりそうだ。先週末の参院選を通過し、政局の長期的な安定が見込まれる中で、日本株には海外投資家からの資金流入が加速するとの期待感が支援材料となろう。大型の景気敏感株のみならず、成長期待が高く、好業績の中小型株にも資金流入が期待されるところ。3月決算企業の第1四半期決算がスタートするため、決算内容を見極めたいとのムードはあるものの、好決算が期待されるゲーム関連などには先回りの動きも見込まれる。なお、先週末時点で日経平均は5月に付けた年初来高値に約8%まで迫っているのに対して、マザーズ指数の年初来高値からの下落率は約27%となっており、相対的な出遅れ感が意識される可能性もありそうだ。
個別では、主力のゲーム関連やバイオ関連の循環物色が見込まれる。ゲーム関連では、ガンホー<3765>やクルーズ<2138>、コロプラ<3668>など好決算期待銘柄が多く、直近で物色の圏外に置かれていることもあり、見直しの動きが期待される。ちなみに、25日にはサイバーエージ<4751>が第3四半期決算を発表予定だが、4-6月期営業利益のコンセンサスは20億円前後となっているようだ。また、バイオ関連については、先月末の上場後は調整基調が続いているリプロセル<4978>に底入れ感も意識されおり、同社が持ち直しの動きを見せると刺激材料となるだろう。
その他、米国では23日にアップル、24日にフェイスブックの決算発表が予定されており、スマートフォン関連やSNS関連の見直し材料となる可能性も。なお、今週は23日に沖縄セルラー<9436>、26日にオプト<2389>、鉱研工業<6297>などの決算発表が予定されている。《FA》
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