【今日の言葉】デトロイトと日本の財政

2013年7月20日 07:30

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  『デトロイトと日本の財政』=アメリカのデトロイト市が、『収入』と『支出』の関係の悪化で約1兆8000億円の『借金返済』のやりくりがつかなくなり裁判所に破産法の申請を行ったと大きく報道されている。

  一つの地域が消えて行くときは、(1)福島のような災害の影響、(2)産業競争力の低下で個人及び地方自治体の収入が落ち込み、とくに公共サービスの低下と治安の悪化――がある。

  デトロイト市では180万人いた人口が70万人ていどまで減少しているという。今度のデトロイト市の財政破綻は日本にとっても他人事とは言えない。『グローバル化』という流れの中で物づくりなど産業が海外の競争に晒され国外へ出て行く企業も増えている。

  圧倒的強さを誇ったデトロイトの自動車産業が衰退したように。日本では夕張市が財政破綻したが、今の日本では一つの地域ではなく日本国自体が危険なところにある。1000兆円近い国の借金があるからだ。ここはアベノミクスで稼ぐことに全力を挙げるしかない。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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