【今日の言葉】百貨店売上好調も株価織込み済み

2013年7月19日 11:45

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  『百貨店売上好調も株価織込み済み』=今年6月単月と1~6月の百貨店売上が発表された。6月売上は5167億円で前年同月比7.2%の増収、1~6月累計売上では3兆20億円と前年同期間比2.3%増収と共に好調だった。美術・宝飾・貴金属・衣料品などが大都市中心に伸びている。

  一方、今朝の百貨店株は総じて小安い動きで、マーケットでは、「ここまでの百貨店の好調は織り込んでいる」(中堅証券)という。三越伊勢丹(コード番号3099)、高島屋(8233)あたりでみると、株価の年初来高値は4,5月で日経平均の高値とほぼ一致している。つまり、「マーケット全体も百貨店株もアベノミクス買い第1幕相場は終っている。

  今は、アベノミクス効果がどのていど現れるか。百貨店で言うと大都市圏だけでなく地方の売上が伸びるかどうかである」(同)。東証の出来高も5月23日76億株を記録したあとは20億株台まで低下している。日本全体がアベノミクス第2幕を待っているようだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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