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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】生化学工業続伸、1500円のモミ合い上放れの気配、今期大幅増益、四半期決算の発表接近
関節機能改善剤が主力の生化学工業<4548>(東1)の株価が戻り高値圏に回帰して堅調に推移している。18日(木)は11円高の1307円と続伸し1300円前後のモミ合いを上放れる気配となっている。今期(14年3月期)好業績見通しを再評価して4月高値を試す可能性があるだろう。なお7月30日に第1四半期(4月~6月)の業績発表を予定している。
国内医薬品(関節機能改善剤アルツ、白内障手術補助剤オペガン、内視鏡用粘膜下注入材ムコアップ)、海外医薬品(米国向け関節機能改善剤スパルツ、単回投与の米国向け関節機能改善剤ジェル・ワン、中国向けアルツ)、医薬品原体(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸)、およびLAL事業(エンドトキシン測定用試薬関連)を展開している。
主力のアルツおよびジェル・ワンの需要は高齢者人口増加などで拡大基調であり、さらに開発中の新薬としては、腰椎椎間板ヘルニア治療剤SI-6603、アルツの適応症追加SI-657、関節機能改善剤SI-613、ドライアイ治療剤SI-614、関節リウマチ治療剤SI-615がある。
今期連結業績見通しは、売上高が前期比12.2%増の299億円、営業利益が同45.5%増の45億50百万円、経常利益が同16.2%増の50億円、純利益が同24.4%増の40億50百万円としている。
営業費用や研究開発費の増加、受取ロイヤリティーの減少などがマイナス要因だが、アルツの販売数量が国内および中国向けに増加基調であり、米国でのジェル・ワンの販売数量も増加する見込みだ。さらにLAL事業の増収、円安進行メリット、減価償却方法変更(定率法から定額法へ)や税金費用減少なども寄与して大幅増益見込みである。想定為替レートは1米ドル=95円としている。
株価の動きを見ると、6月の1200円近辺での短期モミ合いから水準を切り上げ、7月以降は概ね戻り高値圏の1300円近辺で堅調に推移している。今期好業績を再評価する動きだろう。
7月18日の終値1307円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS71円29銭で算出)は18~19倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間25円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1079円38銭で算出)は1.2倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線を回復し、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調に回帰している。4月の高値1436円を試す展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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