概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は大幅反発、レアルの先高感などで今年3月以来の上げ幅

2013年7月16日 10:17

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記事提供元:フィスコ


*10:17JST 概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は大幅反発、レアルの先高感などで今年3月以来の上げ幅
【ブラジル】ボベスパ指数 46738.90 +2.65%
昨日15日のブラジル市場は大幅反発。主要指標のボベスパ指数は前営業日比1205.66ポイント高(+2.65%)の46738.90で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは66、値下がり5と買いが優勢。全業種が上昇し、中でもヘルスケアや通信に買いが集中した。

横ばいで寄り付いた後はじりじりと上げ幅を拡大させた。ボベスパ指数はこの日、今年3月6日以来の上げ幅を記録。通貨レアルが対米ドルで急反発したことが外資の流出懸念を後退させた。野村インターナショナルとクレディ・スイス(CS)がともにレアル高を予測したことが支援材料。

【ロシア】MICEX指数 1403.56 +0.38%
15日のロシア市場は3営業日続伸。主要指標のMICEX指数は前営業日比5.34ポイント高(+0.38%)の1403.56で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり30、値下がり20と買いが優勢となった。

朝方は上値を追う展開を示したが、その後は上げ幅をやや縮小させた。利下げ観測が高まっていることが支援材料。ロシア中央銀行は主要政策金利であるリファイナンス金利を8.25%に据え置いたものの、1年物金利を年7.5%の固定金利から下限年5.75%の変動金利に切り替えた。市場関係者の間では、ズベルバンク(SBERP)など大手銀行が1年物の貸出金利を引き下げるとの期待が広がっている。

【インド】SENSEX指数 20034.48 +0.38%
15日のインドSENSEX指数は3営業日続伸。前週末に発表された経済指標の悪化が前半の相場を圧迫。12日引け後に発表された5月の鉱工業生産指数は予想に反して前年比マイナスに転落したほか、6月の消費者物価指数(CPI)は予想を上回る上昇率に。ただ、この日発表された6月の卸売物価指数(WPI)上昇率は予想を下回った。WPIが予想ほど伸びなかったことで外国為替市場では通貨ルピーが対米ドルで上昇。株式相場ではルピーの底堅さや堅調な欧州株式相場などを受け、中盤にかけ急速に値を回復させた。

【中国本土】上海総合指数 2059.39 +0.98%
15日の上海総合指数は反発。この日発表された中国の4-6月期の国内総生産(GDP)成長率が市場予想と一致したことで、景気の急減速への懸念が後退。また、証券当局が適格海外機関投資家(QFII)の投資枠を引き上げる方針を示したことで海外からの資金流入が加速するとの見方につながった。また、政府がエコカーを公用車に優先採用する方針を示したことや、第4世代(4G)移動通信ライセンスを年内に発給する方針が示されたことで関連セクターがにぎわった。《FA》

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