NY金先物週間見通し:伸び悩みか、1300ドル近辺が重いまま

2013年7月14日 19:00

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記事提供元:フィスコ

*19:00JST NY金先物週間見通し:伸び悩みか、1300ドル近辺が重いまま

■NY金先物
安値:1,214.40ドル
高値:1,287.40ドル
終値:1,277.60ドル
前週末比(騰落率):5.35%

■上昇、一時1300ドルに接近

上昇。米量的緩和策の長期化が意識されたことが要因。バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、失業率が6.5%まで低下しても利上げの理由にはならないと指摘したことも材料視された。金先物は節目の1268ドルを突破した後は1300ドルに迫る場面もあったが、週末前に上昇一服となった。


■伸び悩みか、1300ドル近辺が重いまま

想定レンジ:1,240.00~1,320.00ドル

やや伸び悩みか。11日には1297.2ドルまで上昇したが、長期的なダウントレンドは継続。短期的には1320-50ドル程までは上昇しても、テクニカル面でこの傾向は変わらないとの見方が多い。1300ドル近辺では戻り売りの興味が残されているもよう。《TN》

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