オイシックス:TPPによる農業自由化を受けて立つ“プロ意識”の高い契約農家

2013年7月11日 11:15

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記事提供元:フィスコ


*11:15JST オイシックス:TPPによる農業自由化を受けて立つ“プロ意識”の高い契約農家
日本政府は今月23日から環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に合流する。協議の主戦場は日本の農産物自由化を強硬に主張する米国、オーストラリア、ニュージーランドとの話し合いとなる公算が大きい。

安倍首相は10日の金沢市での街頭演説で「日本の国益を守る」「農業を守る」と強調する一方、国内農業の競争力向上に向けて「一工夫を加えて付加価値を高めて輸出を増やす」とも述べた。首相は今後10年間で農業・農村全体の所得を倍増させる政権方針をあらためて主張しており、“強い農業”に関するテーマが株式相場での物色対象になる可能性が高い。

こうした流れで注目を集めるのがオイシックス<3182>で、同社は全国1000軒以上の“こだわり生産者”と契約。取材によると、同社はTPPによる農業への打撃は気にしていないようで、逆に契約者にはTPPに賛成する農家が多いという。

契約生産者には専業かつ大規模経営、世界に打って出られる“プロ意識”の高い農家が多く、TPPで農業が自由化されても勝てる手法を編み出す工夫に期待が寄せられる。

オイシックスによる安全性へのこだわりはTPPによる逆風をはね返し、逆に利用して成長機運につながる可能性を秘めている。《RS》

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