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日本株見通し: 米量的緩和の早期縮小懸念後退で円高推移、利益確定が先行へ
*08:04JST 日本株見通し: 米量的緩和の早期縮小懸念後退で円高推移、利益確定が先行へ
11日の東京市場は、利食い優勢の相場展開になろう。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録では、多くの委員が量的緩和の縮小を開始する前に、一段の雇用の回復を確認する必要があると指摘していたことが判明。また、バーナンキFRB議長の講演では「当面は非常に緩和的な金融政策が必要」との発言により、量的緩和の早期縮小懸念が後退している。為替市場では円相場が1ドル99円台前半と、円高に振れている流れから、輸出関連などへは利益確定の売りが先行しやすいだろう。
また、日銀は金融政策決定会合で国内の景気判断を引き上げる見通し。前回の決定会合では、景気判断を「持ち直している」と上方修正したが、今回の会合でも、もう一段引き上げる方向で議論する見通しである。アベノミクス効果を評価する動きとなれば、先物主導によるプログラム買いが日経平均を押し上げてくる可能性はありそうだが、サプライズは期待しづらい。
物色の流れとしては、引き続き個人主体による材料系の銘柄にシフトしやすいと考えられる。10日の東京市場では3Dプリンター関連を中心にTPP、猛暑関連などに資金が集まっていた。3Dプリンター関連への物色が持続するようだと、短期筋の資金回転が利きやすくなり、材料株物色が一段と活発化するだろう。
なお、10日のNY市場はダウ平均が8.68ドル安の15291.66、ナスダックが16.50ポイント高の3520.76。シカゴ日経225先物清算値は大証比105円安の14325円。ADRの日本株はトヨタ<7203>、三井住友<8316>、キヤノン<7751>、ブリヂストン<5108>、コマツ<6301>、京セラ<6971>など、対東証比較(1ドル99.72円換算)で全般軟調だった。《TN》
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