関連記事
米株式:まちまち、引け後のバーナンキ議長による講演は学術的なものとの見方
*23:28JST 米株式:まちまち、引け後のバーナンキ議長による講演は学術的なものとの見方
米株式市場
債券市場や銀行株に買い控えが見えるなかで、S&P500は下落しているものの大きな動きは見られない。9日はレジスタンスとなる1654付近で引けていた。
午後に議事録公開(東部時間2:00PM)とバーナンキ議長による経済政策への講演(4:10PMと引け後)が予定されている。5日の雇用統計を堺に、ゴールドマンやJPモルガンが資産購入縮小へのタイミング予想を既に9月に繰り上げている為にこのような示唆はある程度織り込み済みとも捉えられる一方で、夏季に入り出来高が減り、売られ過ぎの後、買われ過ぎとなっている為に大きな動きが見込める。また引け後のバーナンキ氏による講演に関しては学術的なものになる可能性が高いとの見方から今回は金融政策への示唆をしないだろう、との見解を示している。
バーナンキ議長に関しては、来週17-18日に議会証言を控えているなかで、任期は2014年1月までとなるなかで、後任への思惑が増加している。後任への憶測に、イエレン現副議長も含まれているが副議長はバーナンキ議長よりも更にドヴィッシュとして知られるが、バーナンキ議長は自身の去就に関する質問をこの数カ月再度拒んでおり、議会証言で触れれば大きなニュースになる。
連銀による資産購入は9日と10日が比較的大規模となっており、9日は31.5、10日は30-37.5億ドル規模が予定されている。
マクロ経済では、石油輸出国機構(OPEC)が来年の世界での原油需要に関して2010年以来の高水準を見込んでいることが明らかになっており、経済の回復を予想しているもよう。
今週から決算シーズンが始まる。少なくともセルサイドによるアナリストの業績予想は概して低いなかで、注目はガイダンスになる。一方で、売上高に関してはゴールドマン・サックスが指摘している通りにドル高の影響も注目される。
海外では、S&Pが欧州中央銀行による今後6カ月間での利下げを見込むとの見解を示している。同エージェンシーは9日にイタリアソブリン債をBBB+からBBBに格下げしている。IMFは、フランスに関して緩やかにだが、競争力を失ってきている、と指摘している。
S&P 500は1.62安の1650.70前後で推移、ナスダック総合指数3.75ポイント高の3508.01ポイント前後で推移、ダウ平均株価は11.97ドル安の15288.37ドル。(日本時間22時25分時点)。《KG》
スポンサードリンク

