【編集長の視点】地盤ネットは5連騰、国内外の新商品発売で連続最高業績と積極中期計画を見直し

2013年7月10日 10:11

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  地盤ネット <6072> (東マ)は、260円高の3840円と5営業日続伸している。6月14日に国内向け、7月1日に海外向けに発売した「地盤ロングライフ保証制度」を手掛かり材料に、今3月期業績の連続過去最高、積極的な中期経営計画を見直し買い増勢となっており、昨年12月の新規株式公開(IPO)以来、再三、ストップ高を繰り返した急騰習性の再現期待も高めている。

  同社は、国内で唯一の地盤解析専門会社として、地盤の検査終了を条件に「地盤改良工事終了済証」と「地盤品質証明書」を発行、最高5000万円、10年間に亘り施工工務店などに地盤損害を賠償する。6~7月に発売した新商品は、この保証期間を10年ごとに地盤を点検して更新することにより、補償期間を20年、30年、40年と延長するもので、東日本大震災以来高まっている地盤の液状化懸念、耐震需要に対応、同社業績の一段の押し上げ材料として期待されている。

  同社の今3月期業績は、売り上げ24億2600万円(前期比74%増)、経常利益6億7700万円(同89%増)、純利益4億500万円(同89%増)と連続の過去最高更新が予想されている。地盤業界の「デファクトスタンダード(事実上の業界標準)」として地盤調査内容を「見える化」して提供する「地盤安心住宅システム」が、FC・代理店・取次店などの販売網の拡大で好調に推移、半自動地盤測定機「グランド・ゼロ」の販売も増加することなどが要因となる。またこの決算と同時に発表した中期経営計画では、これから着工される戸建住宅のすべてを対象に同システムを拡販、シェアを拡大することにより意欲的な数値目標を設定、3年後の純利益を11億2300万円に大きく伸ばす。

  株価は、昨年12月に公開価格720円で新規上場され1412円で初値をつけ、連続ストップ高で4890円まで大化け、今年3月末割り当ての株式分割(1対2)の権利を落として1790円をつけたが、前期業績の上方修正・配当実施、今期業績の続伸予想で同安値から6040円まで再度、大化けした。同高値から新興市場の急落の影響で2007円まで急落し、同安値からのリバウンド場面ではまたもストップ高で3分の1戻し水準を超えてから騰勢に拍車を掛けている。一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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