【株式評論家の視点】ペプチドリームは新しい創薬分野を切り開き、収益急向上路線に乗る

2013年7月10日 10:06

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  ペプチドリーム <4587> (東マ)は反騰態勢が整いつつある。今年6月11日に公開価格2500円で新規公開されたが、7900円で初値をつけた後、6月14日には高値1万3700万円まで買い進まれるなど、爆発的な公開人気を集めた。その利食い人気が強まっていたところに、6月25日に米大手製薬会社のファイザー社との共同研究解消が発表されたことから、6月28日には5930円にまで売り込まれた。しかしそこから一気のリバウンド相場に転じるなど、同社の実力に市場の評価は高い。

  同社は特殊ペプチド医薬に特化した事業を展開している。現在の創薬は、「低分子医薬品」及び「抗体医薬品」がその中心になっているが、ペプチド医薬品が新たに注目される状況を迎えている。これは同社が東京大学の菅教授と連携して、独創的な複数の技術を組み合わせることにより、「低分子医薬品」及び「抗体医薬品」に次ぐ新しい創薬分野として特殊ペプチドを創薬プラットフォームシステムを確立したため。

  日本のバイオベンチャーは自ら開発する創薬系、バイオ研究用の試薬などの創薬支援系、それにバイオ受託研究を推進する研究支援系などに分かれていたが、同社はそこに創薬基盤技術プラス創薬系という、全く新しいタイプの事業を持ち込んだ。

  現在第一三共 <4568> グラクソ・スミスクライン(イギリス)、アストラゼネカ(イギリス)やブリストル・マイヤーズスクイブ(アメリカ)、ノバルティス(スイス)、アムジェン(アメリカ)など、名だたる薬品企業と共同研究開発契約を結んでおり、同社の技術力の高さがうかがえる。

  同社の創薬プラットフォームシステムを使用することの対価として、「契約一時金」を受領。その後の研究開発にかかる対価を「研究開発支援金」として前受するなど、事業展開の早期から売り上げを計上できる点がアピールポイントだ。中期計画では今2014年6月期以降、飛躍的な業績向上が見込まれている。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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