【株式評論家の視点】ミルボンにアナリスト筋の評価高まる、アジアでの展開力が焦点

2013年7月9日 09:38

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  ミルボン <4919> にアナリスト筋の評価機運が高まっている。今2013年12月期の6月中間決算は売上げが114億3300万円と、前年同期比8.4%増を達成、営業利益も21億9500万円と同11.7%増の好調な決算となった。

  美容業界の流れとしては、30~50代のおしゃれに対する意識が高まっている。取引美容室での年間利用額も、30~40代のお客の伸びが目立っている。そのため、大人の女性を対象に美容室に対して『大人の女性の新しい価値観に、プロのデザイナーが応える、「エイジ ビューティ イノベーション」を推進します。』をテーマに取り組んでいる。

  ヘアケア用剤部門では、2月度発売のエイジングケアブランド「プラーミア」と「オージュア エイジングケアシリーズ タイムサージライン」が好調で、染毛剤部門では、グレイカラー剤(白髪染め)「オルディーブ ボーテ」、ファッションカラー剤「オルディーブ」が順調に推移している。また、中国及び韓国における売上高が、美容室に対する活発な教育活動等により、2桁増収と順調に伸長している。

  ただ、上期に未執行となった製造経費や販促費の予算は下期(6月21日~12月20日)で使用するため、通期見通しの売上げ231億円(前期比5.5%増)、営業利益42億5000万円(同6.6%増)については据え置かれた。営業利益の進捗率は51.6%に達しているだけに、アナリスト筋今期増額が有力とみている。

  同社は、中期5ヶ年事業構想(2010年~2014年)を推進中で、2014年12月期には売上げ250億円(前12月期実績218億8700万円)、海外売上比率10.5%(6月中間決算時7.0%)の達成を目指している。特に、黒髪が主流のアジアでの潜在需要の大きさが見直される点だ。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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