海外投資家の資金流入や政策期待の再燃など背景に堅調推移へ

2013年7月8日 07:22

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記事提供元:フィスコ


*07:22JST 海外投資家の資金流入や政策期待の再燃など背景に堅調推移へ

週末の米国市場は、雇用統計の上振れを受けて買い優勢の展開となった。為替の円安進行も加わって、週初は買い安心感の強まる状況となろう。米国株は目先、長期金利の動向や本格化する企業決算の行方などを見極めていく必要があるが、こうしたなか、東京市場は相対的に堅調な動きが続くと考える。今週は日銀金融政策決定会合が開催されるが、参院選直前の決定会合でもあり、ETFやREITの購入枠拡大などが表明される可能性もある。また、足元では海外投資家の資金流入が一段と活発化し始めており、需給面での追い風となっていこう。

足元では、政策期待銘柄の循環物色の様相を呈してきている。不動産、ノンバンク、建設株などが人気化、今後はこうした循環物色が政府の成長戦略の関連銘柄などにも強まっていく公算。週末には、主要なインフラ計画を積極的に支持、不動産会社の資金調達制限を緩和などといった中国に関する報道なども伝わっている。中国関連銘柄の見直しの動きにつながるかも注目へ。国内では、8日の貸出・預金動向、9日の工作機械受注、11日のオフィス空室率、ファストリ<9983>の決算発表などが注目点。海外では、8日のアルコア決算、週末のJPモルガンやウェルズファーゴの決算などが、国内関連株へどのような影響を与えるか注目される。なお、リスク要因としては、先週の電通を筆頭に、ファイナンスを実施する銘柄が増加してきたことなどが挙げられよう。《FA》

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