【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アートスパークホールディングスは13週線突破で出直りに弾みつく、第1四半期の利益が通期計画を大幅に上回る

2013年7月8日 07:29

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 電子書籍関連のアートスパークホールディングス<3663>(東2)の株価は下値固めが完了し出直りに転じている。

 セルシスとエイチアイが12年4月に統合した持株会社で、電子書籍ビューア「BS Reader」やグラフィクスソリューションなどのコンテンツソリューション事業、グラフィクスコンテンツ制作支援ツールなどのクリエイターサポート事業、3Dグラフィックス描画エンジンなどミドルウェア関連のUI/UX事業を展開している。一方で、ゲーム受託開発などのアプリケーション事業は事業構造改革の一環で縮小方針としている。

 今期(13年12月期)の連結業績見通しは売上高が37億円、営業利益が1億円、経常利益が95百万円、純利益が90百万円としている。第1四半期(1月~3月)は売上高が11億52百万円、営業利益が2億35百万円、経常利益が2億31百万円、純利益が2億03百万円となり、利益は通期計画を大幅に超過達成した。第2四半期(4月~6月)以降に予定していたライセンス収入を第1四半期で売上計上したことが主因として通期予想を据え置いているが、通期上振れの可能性があるだろう。

  株価の動きを見ると6月7日に全般下げから280円まで下げた。その後は300円前後で下値を固め前週は370円と戻している。

 7月5日の終値352円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS13円56銭で算出)は25~26倍近辺である。日足チャートで25日移動平均線を突破して強基調に回帰した形だろう。また、週足チャートで見ると13週移動平均線を突破したことで出直り展開に弾みが付きそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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