関連記事
【株式評論家の視点】ケンコーマヨネーズは市場演出型企業への変身を評価する相場へ発展
<銘柄の見所>
ケンコーマヨネーズ <2915> は原料となる食用油の高騰を受け、今夏出荷分から、マヨネーズを1キログラム当たり40円前後の値上の方針を決めた。これで原料高吸収の方向が見え、株価面で足かせとなっていた重しが取れたと思われる。6月7日の785円から6月28日の865円までのリバウンド一巡から値固めに入っていたが、業績の方向性がでてきたことで、出直り相場第2ラウンド入りが有力な状況だ。
同社は2012年4月から「中期経営計画Ⅳ(フォース) 2012-2014」をスタートさせている。従来の「サラダ」の切り口を「サラダを副菜から主菜へ」と枠を広げる。米飯からサラダを含めたおかずまでの主菜にトータルに取り組む。そして、「マヨネーズ・ドレッシング」の切り口を「ソース」まで枠を広げる。さらに「サラダ料理」という新しいサラダの領域を確立し、国内外に向けてサラダに関する情報を発信することで、市場演出型企業としてのケンコーマヨネーズの価値向上に努めていく。
海外では中国事業の拡充に着手している。中国ではパンの消費が増加しており、加えて日系企業も中国に進出し確実に顧客は増えており、それに伴い当社のサラダ販売も増加している。さらに中国事業に続きインドネシアへも進出しており、また輸出に関しては日本国内で製造した日本の食を世界24か国への供給を目指す。最終年度の来2015年3月期には売上げ600億円(前期545億円)、経常利益27億円(同25億7000万円)が見込まれている。
今2014年3月期については経常利益25億8000万円、前期比0.2%増の微減益の見通しでスタートしているが、アナリスト筋には増益確保の見方を打ち出す向きもある。8月8日に発表が予定されている決算に、次第に期待感が高まっていきそう。縁の下の力持ちの「業務用メーカー」から、「市場演出型企業」へ株価も変身していくものと思われる。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【編集長の視点】ツルハHDは反発、連続最高純益更新は市場コンセンサスより強く逆行高が続出(2013/07/05)
・【編集長の視点】ビューティガレージは連続最高純益更新・増配を買い直し最安値からの底上げが急ピッチ(2013/07/05)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
