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世界が米雇用統計に注目、「便りがないのは良い便り」との声も
*09:46JST 世界が米雇用統計に注目、「便りがないのは良い便り」との声も
米労働省は日本時間きょう5日午後9時30分、6月の雇用統計を発表します。米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長が6月19日、月当たり850億ドルの資産購入プログラムを縮小させる時期に言及してから初めての雇用統計とあり、市場参加者は今後の米金融政策を占う重要な指標を注意深く見守っています。
ブルームバーグがまとめた市場コンセンサスでは、非農業部門の雇用者数が16万5000人増となり、前の月の17万5000人からほぼ横ばいになるとの予想。また、失業率は5月の7.6%から7.5%にやや改善すると見込まれています。
バーナンキ議長は労働市場が継続的な改善を示し、失業率が7%に向かって低下していくとFRB理事が予測した場合にのみ、今年後半から量的緩和の縮小を開始し、来年半ばまでに緩和策を停止させると述べました。
さて、市場は非農業部門雇用者数の変化に対してどのような反応を示すのでしょうか?
バンク・オブ・アメリカ/メリルリンチ(BOA/ML)は、雇用者数が15万-17万5000人の増加となれば「ノンイベント」だと指摘。一方、20万人以上の増加となれば市場は金融緩和縮小を真剣に懸念し始め、予想を大きく下回る雇用者増にとどまれば米国経済の回復に疑問を持ち始めると述べています。このため、BOA/MLは「便りがないのは良い便り」との姿勢を示しました。
また、4日の米国市場が独立記念日で休場となったことも大きなポイント。週末を挟んだ4連休を取るトレーダーも多いと見られており、薄商いの中の重要統計発表で相場のボラティリティ(変動率)が上昇するケースも想定されます。
今晩の金融市場は荒れ模様になりそうです。
(フィスコ・リサーチ・レポーター)《RS》
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