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NYの視点:米6月雇用統計への期待
*07:02JST NYの視点:米6月雇用統計への期待
米国労働省は5日に6月の雇用統計を発表する。投資家は順調なペースでの雇用の拡大が明らかにされるとの期待を強めている。米国の大手給与計算アウトソーシング会社であるADP(オートマティック・データ・プロセッシング社)が3日に発表した民間部門の雇用状況をあらわすADP雇用統計の6月分が前月比+18.8万人と市場予想の+16万人を上回り、2月以来の高い伸びとなったため。この指標は米労働省が発表する雇用統計と相関関係が最も強いとされている。唯一の懸念は製造業の雇用。米供給管理協会(ISM)が発表した6月の製造業景気指数の中の雇用項目は48.7と、景気後退(リセッション)終了直後の2009年9月以来で最低に落ち込んだ。
米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーは度々、現在のペースで雇用や経済が成長した場合には、年末に現在実施している月850億ドル規模の資産購入を縮小することができると述べている。前月と同水準または良好な雇用統計が発表されると、米連邦準備制度理事会(FRB)による資産購入縮小観測が強まり、一段のドル買いに繋がることになる。
●6月雇用統計先行指標
■ADP雇用統計
前月比+18.8万人(予想:+16万人、5月:+13.4万人←+13.5万人)
■米・6月チャレンジャー人員削減数
前年比+4.8%(5月-41.2%)
■ISM製造業景気指数
雇用:48.7(5月50.1)、2009年9月
■ISM非製造業景気指数
雇用:54.7(5月50.1)、2月来の高水準
■シカゴ購買部協会指数(PMI)
雇用:57.8(5月56.9)、1月来で最高
■フィラデルフィア連銀景況指数
◎現況
雇用者数:-5.4(5月-8.7)
週平均就業時間:+0.8(-12.4)
◎6ヶ月見通し
雇用者数:+27.3(+10.0)
週平均就業時間:+7.5(+14.1)
■リッチモンド連銀製造業景況指数
◎現況
雇用者数:+4(5月-3)
週平均就業時間:+12(-6)
◎6ヶ月見通し
雇用者数:+13(+4)
週平均就業時間:+6(+6)
■NY連銀製造業指数
◎現況
雇用者数:0(5月+5.68)、1月来で最低
週平均就業時間:-11.29(-1.14)
◎6ヶ月先の見通し
雇用者数:+1.61(+11.36)
週平均就業時間:-9.68(+1.14)
■消費者信頼感指数
◎現状
雇用
十分:11.7%(9.9%)
不十分:51.4%(53.7%)
困難:36.9%(36.4%)
◎6ヶ月見通し
雇用
増加:19.6%(16.3%)
減少:16.1%(20.0%)
不変:64.3%(63.7%)
所得
増加:15.2%(15.6%)
減少:14.4%(15.3%)
不変:64.3%(63.7%)
●市場エコノミスト米6月雇用統計予想
失業率:7.5%(5月:7.6%)
非農業部門雇用者数:前月比+16.5万人(+17.5万人)
民間部門雇用者数変化:前月比+17.5万人(+17.8万人)《KO》
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