密かな記憶を表現する 「クローゼットとマットレス」展がメゾンエルメスで開催

2013年7月3日 13:40

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記事提供元:ファッションプレス

2010年、第12回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展にて発表した『魚に隠れた少年』等の作品で知られる、スミルハン・ラディック。今回の展覧会では、マルセラ・コレアをパートナーに迎え、クローゼットとマットレスという、二つの家具を題材に、記憶に関する作品が展示される。


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私たちの過去が収められるクローゼット、そして人を夢へと導くマットレス。ラディックとコレアは、この二つの家具を組み合わせ、変形させることで、日常の奥に押しやられていた記憶の領域というものを、目に見えるかたちで表現した。


会場では、このインスタレーションのほか、街中に存在する脆弱な建築を捉えた「Fragile Construction」の写真も展示。普段私たちが意識することの少ないものを、新たな切り口で表現した意欲作の数々に、2人が込めたメッセージがきっと感じられるはずだ。


【開催概要】

「クローゼットとマットレス」 スミルハン・ラディック+マルセラ・コレア展

The wardrobe and the mattress by Smiljan Radic and Marcela Correa

会期:2013年9月4日(水)~11月30日(土)

会場:メゾンエルメス8階フォーラム

住所:東京都中央区銀座5-4-1

時間:月~土曜 11:00~20:00(最終入場19:30)、日曜 11:00~19:00(最終入場18:30)

会期中無休

入場無料

TEL:03-3569-3300


※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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