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後場に注目すべき3つのポイント~下落の目立った中小型株への買い戻しが継続
*12:19JST 後場に注目すべき3つのポイント~下落の目立った中小型株への買い戻しが継続
2日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均14000円回復、出遅れセクターへの見直しが強まるか
・ドル・円は99円60銭、リスク選好的な円売り一服も円買い材料に欠ける
・直近下落の目立った新興市場銘柄を中心に買い戻し優勢の展開
■日経平均14000円回復、出遅れセクターへの見直しが強まるか
日経平均は続伸。147.72円高の14000.22円(出来高概算14億9000万株)と、5月30日以来の14000円を回復して前場の取引を終えている。1日の米国市場ではNYダウが反発したほか、米ISM製造業景況指数の改善を受けてドルが買われた流れもあり、主力の輸出関連などに買いが広がった。先物主導によるプログラム買いで上げ幅を広げる展開となり、一時14029.36円まで上げ幅を広げている。
その後は上海が小安く推移しているほか、円相場は朝方からやや円安が一服していること、14000円回復による短期的な達成感なども意識され、こう着感が強まってきている。東証1部の騰落銘柄は値上がり数が全体の6割を占めている。セクターでは鉄鋼、非鉄金属、鉱業、パルプ紙、卸売、輸送用機器、電力ガス、海運、不動産などが強い動きをみせている。
日経平均はオープニング・ギャップから始まり、テクニカルでは一目均衡表の雲下限を突破している。買い一巡後はこう着感が強まっているが、雲下限が支持線として意識されている。また、日経平均の14000円回復で利益確定の動きもみられるが、押し目買いから下値の堅さが意識されており、売り込みづらい状況でもある。
円安の流れを背景に輸出関連が堅調なほか、日銀短観の改善を受けて不動産など緩和メリット銘柄への見直し買いが強まっている。そのほか、鉄鋼、非鉄金属など中国関連の一角も底堅い展開となっている。日経平均が14000円を回復するなどリバウンド基調が強まるなか、これまで売り込まれていたセクターや相対的に出遅れているセクターへの見直しに向かいやすいだろう。
■ドル・円は99円60銭、リスク選好的な円売り一服も円買い材料に欠ける
ドル・円は99円60銭付近で推移。リスク選好的な円売りは一服しているが、具体的な円買い材料は不足しており、個人勢などはドルの押し目買いを検討しているようだ。クロス円取引に絡んだ円売りフローは一服しているが、豪ドル、ユーロ、NZドルの対円レートは下げ渋っている。日本の長期金利の上昇が一服しつつあることも意識されているようだ。
■今後のポイント
・日経平均株価の続伸→リスク選好的な円売りを促す要因に
・株高を意識して長期金利はやや上昇→リスク回避的な円買いが優勢となる可能性
12時17時点のドル・円は99円60銭、ユーロ・円は130円08銭、ポンド・円は151円50銭、豪ドル・円は91円89銭付近で推移。上海総合指数は、1979.07(前日比-0.81%)で推移している。
■後場のチェック銘柄
・成長戦略への評価などから下値では押し目買い、日経平均は14000円台を回復
・直近下落の目立った新興市場銘柄を中心に買い戻し優勢の展開
・後場も中小型株の買い戻しの動きに注目、全体相場は様子見ムードが強まりやすい
☆後場の注目スケジュール☆
<国内>
12:45 10年国債の入札結果発表
16:00 菅官房長官、定例記者会見
<海外>
13:30 豪準備銀行が政策金利発表(2.75%で現状維持の予想)《KO》
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