新日鉄住金など4社、メキシコにおける自動車用鋼管事業の営業運転を開始

2013年6月28日 13:56

印刷

工場外観(写真:新日鉄住金)

工場外観(写真:新日鉄住金)[写真拡大]

 新日鉄住金、住友鋼管、住友商事及びメタルワンは28日、4社が出資するニッポン・スチール・パイプ・メキシコ(以下NPM)が2013年5月末にすべての工場建設及び試運転を完了し、計画どおり営業運転を開始したと発表した。

 メキシコの自動車生産台数(四輪)は、2012年では300万台と世界第8番目の規模に成長し、さらに日系自動車メーカーの進出及び生産能力増強などにより今後も引続き大幅な増加が見込まれている。これに伴い、新日鉄住金及び住友鋼管が得意分野とするミドル・ハイグレード領域の鋼管需要が急速に拡大することが見込まれている。

 NPMは今後、当地における自動車用鋼管の中核拠点として、日系及び欧米系自動車メーカー及び自動車部品メーカー各社へ高精度・高品質の製品を安定供給し、サービスの拡充を図っていく。

関連記事