【編集長の視点】クスリのアオキは連続最高純益・増配も業績が市場予想を下回りもみ合い

2013年6月28日 10:27

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  クスリのアオキ <3398> は、30円高と続伸して寄り付いたあと300円安の6310円と売られ急反落している。

  前日27日大引け後に5月期決算を発表、前期業績が、昨年9月の上方修正値を上ぶれて着地したのに続き、今期も連続の過去最高純利益更新と連続の増配を予想したが、業績が市場コンセンサスを下回っており、全般相場が、前日のNYダウの114ドル高の3日続伸や円安を受け主力株中心に続伸していることも影響し利益確定売りが優勢となっている。

  前期業績は、上方修正値を利益が3億円超上ぶれ前々期比22%増収、26%経常増益、41%純益増益と続伸した。ドラッグストアを20店舗、調剤薬局を1店舗、ドラッグストア併設調剤薬局を15店舗新規出店し、既存店では、活性化のために30店舗を全面改装して品揃えも見直し、商品別では医薬品、健康商品のヘルス商品と、カウンセリング化粧品、フェイスケア商品のビューティ商品とも売り上げが2ケタの続伸となったことが寄与した。

  今期業績も、ドラッグストアで33店舗、ドラッグストア併設調剤薬局で18店舗と新規出店さらに積極化して続伸を予想、純利益は、29億5200万円(前期比2%増)と前期の過去最高を連続更新するが、市場コンセンサスには約8億円未達となる。配当は、前期に32円(前々期実績30円)に連続増配したが、今期は、さらに38円へアップさせる。

  株価は、月次売上高の連続2ケタ増がサポートして年初来高値7980円まで大きく上昇、前期第3四半期の好決算発表とともに材料出尽くし感で上値が重くなり、全般急落相場の波及とともに5400円安値まで突っ込み下げ過ぎとして半値戻し水準までリバウンドした。PERは16倍台と割安であり、下値から相場格言の「半値戻しは全値戻し」となるかを試すことになろう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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