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【株式評論家の視点】大林組は今期の業績低迷の織り込みを終了、中期経営計画の進展を見直す
<銘柄の見所>
大林組 <1802> が6月7日の447円をボトムに着実な出直り波動に入ってきた。今2014年3月期は、売上げこそ1兆5000億円と前期比3%増を見込むが、営業利益は260億円と同26%減の慎重な見通しでスタートした。復興工事の発注が増加するとみている一方で、受注競争の激化による首都圏における受注高の減少などで、収益は伸び悩むと見ている。
そうしたことから一時年初来安値圏にまで売り込まれた。しかし、先日、ビルなどの建設現場で使う資材を自動運搬するシステムを開発したと報じられたことを材料に人気化しており、材料に反応する状態にある。今期の業績足踏みについては織り込みを終え、株価は今期の先を見始めているようだ.
同社は建設業界において確固たる地位を持続していくための3ヵ年計画「中期経営計画'12」を前期からスタートさせている。国内建築分野では、市場規模の大きな首都圏での受注シェア拡大に向けて営業体制の強化を図り、土木分野では、震災復興、防災・減災、インフラ老朽化への対応に注力する。収益基盤の多様化へ向けては、アジア・北米・中東を主要なマーケットと位置付け、各地域に統括拠点を置き、海外へのさらなる戦略的展開を図る。また、ビジネス・イノベーション分野では、昨年、子会社の大林クリーンエナジーを設立し、再生可能エネルギー事業へ参入。太陽光発電事業は順調に拡大しており、今後は風力、バイオマス、地熱、小水力発電事業などへの参入も視野に入れた事業展開を推進していく。
そうしたプランを推し進めることにより、中期経営計画の最終年度2015年3月期は,営業利益450億円(前期351億円)を目指している。国内の復興需要はロングランで寄与してくる見込みにあり、今後の展望の明るさが本格的に株価に織り込まれる方向が予想される。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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