【株式評論家の視点】アサンテは潜在需要の大きさが魅力、今期も順調なスタートを切る

2013年6月28日 09:32

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  アサンテ <6073> (東2)は本格出直り相場が期待できる。3月9日の新規上場に際し公開人気を集めたため、以後は調整ぎみの展開になっている。しかし、公開から3か月を経過、目先筋の売りが一巡の気配を強めており、需給好転を受け、実態面の割安さに関心が回るタイミングと思われる。

  同社の主力はハウスアメニティ事業。木造家屋を対象に、白蟻防除等の各種施工によって木材を白蟻や湿気等から守ると共に、家屋補強・基礎補修施工により構造的な強化を図る。また、家庭用太陽光発電システムや住宅リフォーム等も取り扱っており、「総合ハウスメンテナンスサービス」を効率的に提供している。同社の強みは約200の農協等と業務提携を行い、その指定業者として戸別訪問による営業活動を行っていること。

  業績は好調で、前2013年3月期は売上げ120億7900万円と前々期比7.9%増、営業利益21億8800万円と同13.4%増益を達成。今2014年3月期も売上げ130億4000万円と前期比8.0%増、営業利益も23億4800万円と同7.3%増が見込まれている。

  今期に入っての月次の売上げは、4月が10億5700万円と前年同期比13.4%増、5月が14億7800万円と同7.7%増と順調なスタートを切っている。このスタート2カ月間の売上げは25億3500万円。すでに前期の第1四半期の売上げ25億9400万円に並ぶ水準。増額への期待が高まる状況にある。

  国内に木造家屋は約2500万戸存在している。一戸当たり施工単価を掛けた約1兆5000億円が潜在的な市場規模で、先行き大きく売上げを伸ばせる市場がある。中期経営計画では、2016年3月期に売上げ157億円(前期120億7900万円)、営業利益30億円(同21億8800万円)が想定されている。そうし中でPER7.5倍はまだ評価余地が大きいことを示している。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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