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上海を睨みながらの展開が続く/ランチタイムコメント
*11:57JST 上海を睨みながらの展開が続く
日経平均は大幅に上昇。247.00円高の13081.01円(出来高概算12億8000万株)で前場の取引を終えている。米国株式相場の上昇の流れを受けて買い先行で始まった。その後は中国・上海市場の動向を見極めたいとする慎重ムードから、一時12873.50円と前日比変わらず近辺まで上げ幅を縮める局面もみられている。ただ、警戒されていた上海市場が反発して始まると、先物主導で上げ幅を拡大している。
セクターでは不動産、鉄鋼、その他金融、機械、情報通信、医薬品、輸送用機器などがしっかり。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が全体の6割を占めている。一方、前日に総崩れとなったバイオ関連株は波乱含みの展開。iPSに関連する材料から動意付く動きもある反面、ストップ安をつける銘柄も散見されている。この影響もあってマザーズ指数は2%超の下落となっている。
一先ず上海が小反発となったことが安心感につながっている。ただ、このところは上海指数の弱さを手掛かりに先物主導で売り仕掛け的な売買がみられているため、気が抜けない状況ではある。もっとも、上海がプラス圏をキープするようだと、反対にショートカバーにもつながりやすく、全体としては底堅い展開が期待される。そのほか、投信設定に伴う買いなども下支えとして意識される可能性がある。
物色としては、先物主導によるインデックスの影響を受けやすい銘柄に短期的な値幅取りの動きが出やすい。そのほか、ソフトバンク<9984>など個別の材料銘柄にも資金が向かいやすいとみられる。さらに、米国の落ち着きを背景としたトヨタ<7203>など自動車株の動向も注目されるところ。一方、iPS関連については、強弱感が対立しやすいだろう。(村瀬智一)《FA》
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