関連記事
上海を睨みながらの展開、下げ渋りなら主要処のリバウンド狙い/ランチタイムコメント
*11:56JST 上海を睨みながらの展開、下げ渋りなら主要処のリバウンド狙い
日経平均は続落。111.68円安の12857.66円(出来高概算12億株)で前場の取引を終えた。米国株式相場の上昇の流れを引き継ぎ、東京市場は買い先行の展開で始まった。また、中国人民銀行は、「必要なら資金を供給する」との発言が伝わっており、中国リスクが後退したことが安心感につながった格好である。中国リスクへの警戒から売り込まれていた機械株など中国関連が軒並み切り返しをみせ、日経平均は一時13189.84円まで上げ幅を拡大させる局面をみせた。
しかし、上海指数が弱い動きをみせるなかで市場心理が悪化。日経平均は先物主導で急速に上げ幅を縮め、結局は下げに転じてしまっている。朝方に買った向きのポジション調整の売りなども影響し、下げ幅は100円を超えている。また、朝方こそ、東証33業種全てが上昇していたが、プラスをキープしているのは、不動産、空運、銀行の3セクターにとどまっている。一方、ゴム製品、サービス、ガラス土石、建設は2%超の下落となった。
東証1部の出来高は12億株と薄商いのなか、インデックス売りによって一気にマイナス圏に突入してしまった。東証1部の騰落銘柄は値下がりが1300を超えており、全体の7割を占めている。規模別指数では小型株指数の弱さが目立っている。中国リスクに加えて、リプロセルが新規上昇したことによって材料出尽くしとの見方から、バイオ関連が軒並み弱い値動きをみせていることが影響している。マザーズ指数の下落率は8%を超えており、中小型株についても手掛けづらくなりそうだ。
まずは、上海の動向を睨みながらの展開となりそうだ。下げ渋りをみせてくるようだと、先物主導で切り返しが期待されるため、中国関連の主要な処のリバウンド狙いとなろう。そのほかは、仕手系色の強い低位材料株での短期的な値幅取り狙いが中心になりそうである。(村瀬智一)《FA》
スポンサードリンク

