【株式評論家の視点】マルゼンは好業績見直しへ、7月5日の決算発表が焦点に

2013年6月26日 09:47

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  マルゼン <5982> (東2)が着実な出直り足に転じてきた。前2013年2月期は営業利益36億8000万円、前々期比22.2%増の大幅増益を記録した。しかし、今2014年2月期決算は、売上げが400億円と前期比1.2%減、営業利益も33億4500万円と、同9.1%減の減収減益見通しが明らかにされた.そのため、株価も一呼吸入れていたが、今2月期の第1四半期決算の発表が7月5日に予定されており、好業績への期待感が改めて株価を刺激していく方向が予想される。

  同社は、従来は外食、飲食店向けの各種厨房機器の販売が主であったが、10数年前より集団給食関係を新たな拡販対象先として加え、大型製品の投入や営業提案を推進してきた。こうした幅広いさまざまな業種への取組が奏功し、前2月期に売上げ4000億円台乗せを達成した。次は売上げ500億円台乗せを目指して積極的に取り組んでいく方針だ。

  計画達成へ向け、全国を網羅し、より地域に密着したサービス体制を実現するために販売事業所の拡充を進めている。将来的に100カ所体制を目指しており、今年の3月に伊豆地域強化のため三島営業所を開設。これにより厨房部門として87カ所の販売事業所体制となり、今期の売上げ増に貢献するものと思われる。

  将来的な拡大方針を踏まえ、売上規模に見合った体制に増員していく計画だ。それにも関わらず、会社側では、今のところ中期計画に基づき前期並みの水準を踏襲している。販売マーケットについては、一般外食をはじめ、同社が主要な攻略先として定めた集団給食関係、並びに中食産業を手掛けるスーパーマーケットに対して販売を強化し、幅広く新規顧客の取り込みを行っていく。アナリスト筋は今2月期の増額を想定しており、5日の決算発表でそこらあたりへの確信が強まるようだと、株価も新たな評価を集めることになりそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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