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ドル・円は堅調、経済指標と金利のバランスが株高・円安基調への回帰へ
記事提供元:フィスコ
*08:36JST ドル・円は堅調、経済指標と金利のバランスが株高・円安基調への回帰へ
26日の外国為替市場でドル・円は堅調推移。アジア時間朝には一時1ドル98円23銭まで上伸する場面があった。前日25日発表された米国の経済指標が軒並み予想を上回る好内容となり、米景気への楽観的見方がドル上昇につながっているもよう。
発表された4月のS&Pケース・シラー住宅価格指数では、全米20都市の指数が前年同月比12.1%上昇となり、約7年ぶりの高い伸びを記録。さらに5月の新築住宅販売件数は4年10カ月ぶり、6月の米消費者信頼感指数は5年5カ月ぶりの高水準に改善した。
米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長が19日、量的緩和第3弾(QE3)縮小に向けたスケジュール感を示したことで米長期金利が上昇し、これに伴い株式や商品相場が下落。ただ、25日には米国債利回りが2.609%まで上伸したものの、株式市場ではダウ平均など主要指数が軒並み上昇した。
最近までは金利上昇を受けて株価が下落する傾向が強かったものの、前日は経済指標の改善で投資家のリスク許容度が改善し、これが素直な株高につながったようだ。市場からは金利上昇ペースが急速でなければ米経済指標の改善がリスク許容度の改善を促し、株高や円安・ドル高基調が強まるとの見方もある。
バーナンキ発言を受けた米長期金利の急伸はあくまで“要人発言”がきっかけで、投資家のリスク回避姿勢を急速に高めるという副作用を伴った。今後は米経済指標の改善と金利上昇がバランスを保てば、素直な株高・円安基調につながりやすいだろう。《RS》
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