NY金:反落で1277.1ドル、直近安値から戻りの鈍い動きが継続

2013年6月25日 07:02

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記事提供元:フィスコ


*07:03JST NY金:反落で1277.1ドル、直近安値から戻りの鈍い動きが継続

NY金は反落(COMEX金8月限終値:1277.1 ↓14.9)。買い控えが続き、午後には1275.1ドルまで下落、前週末につけた直近安値1268.7ドルから戻りの鈍い動きが続いている。

投票権を持たないミネソタ連銀のコチャラコタ総裁は午後に「連銀は、効果的な市場との会話の方法を依然学んでいる最中」、「資産購入の行方はデータによる」と発言している。

先週末21日はバーナンキ議長による19日のプレスカンファレンス後に投票権を持つセントルイス地区のブラード総裁が「インフレのターゲット2%維持に努めるべき」、「連銀の資産購入への行方はタイミングではなく、政策を重視すべき」との見解を示しており、連銀幹部は19日後のマーケットの反応への火消しに努めているとも捉えられる。

一方で、資産購入縮小を提唱しているダラス連銀のフィッシャー総裁は「資産購入のファンではない」とのコメントを残している。《KO》

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