NY金:反発で1292.0ドル、マーケットは連銀の見解を誤解している可能性が高い

2013年6月22日 08:25

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記事提供元:フィスコ


*08:25JST NY金:反発で1292.0ドル、マーケットは連銀の見解を誤解している可能性が高い

NY金は反発(COMEX金8月限終値:1292.0 ↑5.8)。19日午後に1350ドル付近を下抜けた後に売りが膨らんでいた金はオーバーナイトに1268.7ドルまで直近安値を更新した後に戻りを試したが、日中高値は通常取引開始前の1301.7ドルに留まった。

19日午後に、18-19日の連邦公開市場委員会後で連銀が資産購入に関しては景気改善が進むことを前提に「今年中に縮小、14年中盤に購入を終了」との見解を示したことが明らかになった。

バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチは、第4四半期に縮小開始となる可能性高まったものの、未だに来年初期まで始まらないシナリオがベースとの見解を示している。RWベアードも来年初期からとの見解を示している。

午後にウォール・ストリート・ジャーナル紙のヒルゼンラス氏は「マーケットは連銀の見解を誤解している可能性が高い」との見解を示している。《KO》

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