【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】JFEシステムズ買われ年初来高値にあと2000円と強い、大阪ガス子会社と協業、ビジネスブレイン太田昭和と提携

2013年6月21日 07:28

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■10万円が視野に

 情報システム開発・構築のJFEシステムズ<4832>(東2)の株価が出直りの動きを強めている。20日は2400円高の8万8000円まで買われ5月につけた年初来高値9万円にあと2000円と接近している。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比1.1%増の341億円、営業利益が同10.6%増の10億20百万円、経常利益が同10.1%増の10億20百万円、純利益が同3.3%増の5億20百万円としている。グループの鉄鋼関連向けはほぼ横ばいを想定し、自動車業界や製造流通業界など一般顧客向け外販事業の売上拡大を図る方針だ。

 中期的な重点戦略としては、製造流通業界向け新規顧客開拓、ERPを核とした複合ソリューション、電子帳簿保存法対応ソリューション、食品ソリューションの拡大などを掲げ、アライアンス戦略も推進している。

 5月8日には大阪ガス<9532>子会社のオージス総研とビジネス・インテリジェンス/データウェアハウス分野での協業を発表した。さらに5月23日には、会計・経営分野を中心にコンサルティング・システム開発事業を展開するビジネスブレイン太田昭和<9658>との資本・業務提携を発表した。ビジネスブレイン太田昭和の自己株式処分(処分株式数30万株、1株当たり処分価額647円)を第三者割当てで引き受ける。両社の経営資源・ノウハウの相互活用で補完効果が得られ、事業基盤を強化する方針だ。

 株価の動きを見ると、5月15日の年初来高値9万円から反落して6月7日の8万300円まで調整したが、切り返して足元では8万6000円近辺まで戻している。6月20日には8万8000円まで上伸して5月高値に接近する場面があった。

 6月20日の終値8万6300円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS6621円67銭で算出)は13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間2000円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS11万7971円09銭で算出)は0.7倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線を回復して上伸し、出直りの動きを強めている。強基調に回帰して5月の高値を試す展開が期待されるだろう。08年9月以来の10万円大台も視野に入りそうだ。(シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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