【銘柄フラッシュ】大物仕手筋系Web接続不能説で日本カーバイドが動き日本ラッドも急伸

2013年6月20日 16:33

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  20日後場は、材料株の個別物色が強まり、ベスト電器 <8175> が5月決算の発表に期待とされて一段高の11.6%高、日本化学工業 <4092> は仕手色が強くGSユアサコーポレーション <6674> と独ボッシュ社のリチウムイオン電池合弁会社との報道を連増材料に11.3%高。GSユアサコーポレーションは5.9%高。売買代金トップはトヨタ自動車 <7203> となり1.0%安。

  東急不動産 <8815> は5.6%安、住友不動産 <8830> は4.9%安、三菱地所 <8802> は2.8%安など、不動産株が軒並み安。米FRB(連邦準備制度理事会)議長声明を受けて米国発の大幅な金融緩和が年内に「出口」を迎え、金利上昇基調になるとの観測。

  一方、日本ラッド <4736> (JQS)は7月発売のクラウド関連新製品など材料に25.6%高の戻り高値、ペット保険のアニコム ホールディングス <8715> (東マ)は9.1%高、ブロードメディア <4347> (JQS)は総務省がNHKのインターネット事業拡大を検討と伝えられたことが好感されて5.2%高。バイオ関連では6月11日に上場したペプチドリーム <4587> (東マ)が16.6%高の急反発。

  日本カーバイド工業 <4064> は3.3%高と高値更新。大物仕手筋K氏に関連するホームページ「時々の鐘」が朝接続不能になっていると伝えられ、更新中の場合は次なる銘柄が登場することがあり、次はカーバイドではないかとの憶測。

  東証1部の値上がり率1位は前引けと同じく神栄 <3004> となり株価低位の仕手系材料株とされて12.8%高、2位にはベスト電器 <8175> の11.6%高が入り5月決算の発表に期待とされて一段高、3位は日本化学工業 <4092> の11.3%高となりリチウムイオン電池関連に仕手色の強さが加わり戻り高値となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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