FRB議長の明確な出口戦略に「驚き」、資産購入9月に700億ドルも

2013年6月20日 08:39

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記事提供元:フィスコ


*08:39JST FRB議長の明確な出口戦略に「驚き」、資産購入9月に700億ドルも
米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は19日、FRBの想定通り米国経済見通しが改善に向かえば、月間850億ドルに上る資産買取計画のペースを年後半にも緩めるのが適切との見方を示した。

また、議長は米失業率が7%台を割り込めば、債券購入を終了させる可能性に言及。量的緩和第3弾(QE3)の縮小は来年上期にかけて慎重に進められ、同年半ばごろに終了するとの見通しを提示した。一方、短期金利の引き上げについては、「決定は依然としてかなり先のことだ」と述べている。

こうした出口戦略について、バーナンキ議長がここまで踏み込んだ発言をしたのは「驚きに値する」との見方が目立つ。英銀バークレイズはQE3縮小の開始時期について、2014年初めとの従来予想を今年9月に前倒し。失業率については、労働参加率の著しい上昇はないとの見方から、より速いペースで低下に向かうと見込んだ。バークレイズは、債券購入額は9月に700億ドルに減額され、米国債と住宅ローン担保証券(MBS)で均等に分割されると予測している。《RS》

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