【株式評論家の視点】エムスリーは調整一巡から出直り足が鮮明、国内・海外の成長を評価

2013年6月18日 09:34

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  エムスリー <2413> が大幅高を演じ、急出直りの様相を呈している。全般相場に先駆け、4月25日に高値24万7900円を示現、以後、調整局面に終始してきたことで、売り一巡感が台頭してきている。6月7日の安値、18万5400円で高値から26%の下げとなったことで、値幅整理を終えたとの感触も強まっている。為替に影響されない業態もここでの注目点で、戻り足を鮮明にしていく方向が予想される。

  同社は、ソニーの連結子会社で、会員制医療従事者専門サイト「m3.com」の運営が主たる事業。ここでは、医療関連会社マーケティング支援や調査等の各種サービスを提供している。

  今2014年3月期も売上げ340億円と、前期比30%増益が見込まれ、営業利益も114億円と同22%増の、大幅増収益が見込まれている。「m3.com」の基盤強化を進め、前期末で医師会員は、前々期末に比べ1万7000人増加し、24万人に達した。製薬会社の利用拡大が続いているほか、「m3.com」のプラットフォーム上で会員医師が主体的、継続的に高頻度で情報を受け取れる「MR君」サービス、会員医師に対してメールで直接アプローチする「m3MT」サービスなども好調に伸びている。

  さらに注目されるのは海外の展開。米国で、20万人以上の医師会員を擁する医療従事者向けウェブサイト「MDLinx」を運営し、この会員基盤を活かした製薬会社向けサービスの展開が順調に進んでいる。また、英国でも製薬会社向けサービスの展開を進めており、加えて、中国、南米においても現地の製薬会社や企業をクライアントとして事業を開始した。国内、海外ともに成長余力を抱えているのが強み。改めて成長評価の動きが強まりそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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