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NY金:反落で1383.1ドル、14日のトレーディングレンジで推移
記事提供元:フィスコ
*07:04JST NY金:反落で1383.1ドル、14日のトレーディングレンジで推移
NY金は反落(COMEX金8月限終値:1383.1 ↓4.5)。13日午後にウォール・ストリート・ジャーナル紙のヒルゼンラス氏が「バーナンキ議長は金利引き上げと資産購入縮小には時間をかけることをマーケットに分からせる」との見解を示していた後に上昇していたが、その後は大きな動きを見せておらず17日は前週末14日のトレーディング・レンジ(1377.8-1391.8ドル)で推移した。
ヒルゼンラス氏は週末に「19日に連銀が月毎850億ドルの資産購入縮小を発表する可能性は少ない。注目は経済見通し」との見解を表している。ゴールドマン・サックスは「19日に連銀は2013年の成長とインフレ見通しを下方修正する」との予想を発表している(現在の公式見通しはGDPが2.3-2.8%、インフレがコアで1.5-1.6%)。
週末14日にはUBSも、「連銀は縮小が早期に開始されるとの憶測を消すことに努めるだろう。明確な言葉では示さないだろうが、労働市場や消費の改善やインフレの低下に関して記す可能性が高い。インフレの行方が縮小開始への鍵になる。」との見通しを示している。《KO》
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