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「FRBに今必要とされる政策とは、量的緩和出口政策ではなく、量的緩和の強化・・に関する考察」
*17:23JST 「FRBに今必要とされる政策とは、量的緩和出口政策ではなく、量的緩和の強化・・に関する考察」
米連邦準備理事会(FRB)は18~19日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を開
き、経済・物価見通しを公表することとなっている。また、それとともにFOMC終了
後、バーナンキFRB議長の記者会見が予定されており、必然的に同氏の一挙手一投足
が注目されることとなっている。そのため週明けのマーケットは、これらのイベント
に向けて、待ちの様相となっているわけだが、筆者は、今回のFOMCについてその予想
を大胆にしてみたい。
結論から言えるのは、ここで示されることになりそうなのが“デフレ懸念”というこ
とだ。
故に、量的緩和の出口論は論外なのである。出口論ではなく、むしろ量的緩和の強化
を求められる、そうした見通しが、筆者が思うに、恐らく19日にバーナンキFRB議長
の口から発表されることになるのであろう。
繰り返しになるが、今、米国で警戒するべきことは“デフレの進行”なのである。
FRB内で広く注目されているデータに、ダラス地区連銀が発表する「刈り込み平均
(trimmed-mean)」インフレ率というものがある。刈り込み平均とは、価格が最も大
きく上昇した品目と最も上昇しなかった品目を除外するもので、物価の基本的な方向
性を的確に理解しやすくするために算出されているのだが、この数値の最近の推移を
見る限り、いえるのは、「デフレリスク」なのである。
同指数は、リーマンショック直前にピークをつけ、その後は、下落の一途をたどっ
た。そして2010年末にボトムをつけ、2011年末までは、一転して上昇を続けたもの
の、2012年に入ってから、さらに2013年に入ってからも、下落を続けているのであ
る。
これは、すなわち、現在施行されているQE3では、緩和策としては全然十分ではない
ということになるのである。つまり、さらなる追加緩和なのである。
だから故に、量的緩和の出口論は、論外なんである。《FA》
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