【編集長の視点】日本ERIは続落も連続最高純益を見直し下げ過ぎ訂正の逆張り余地も示唆

2013年6月13日 10:22

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  日本ERI <2419> は、84円安の1298円と続急落している。5月17日の東証第1部指定替え承認を歓迎して年初来高値1946円まで買い進まれ、5月24日の1部上場後は、逆に全般相場の急落に巻き込まれて1184円まで調整し、リバウンド場面で目先の利益を確定する売り物が続いている。ただ今5月期業績の連続最高純利益更新からは下げ過ぎは歴然で、東証1部指定替えに伴う東証株価指数(TOPIX)算入でTOPIX連動型ファンドなどの買い需要が発生する需給思惑も支援し、下値での逆張り余地も示唆している。

  同社の2013年5月期業績は、昨年12月に上方修正され、売り上げ121億8900万円(前期比8%増)、経常利益14億7200万円(同12%増)、純利益8億5900万円(同22%増)と予想され、連続して過去最高を更新する。確認検査業務で大型建築物や携帯電話のアンテナ基地局案件が増加し、評価業務でも免震案件が上ぶれ、今後の需要拡大に備えた人員増強関連の人件費増や、大型建築物増加に伴う適合性判定手数料の増加などをカバー、連続して過去最高を更新する。同5月期業績は、7月9日に発表予定だが、続く2014年7月期業績も、上期に消費税引き上げ前の住宅関連の駆け込み需要を享受して続伸が有力であり、東洋経済会社四季報最近号でも純利益を8億8000万円、連続増配を観測報道している。

  株価は、昨年12月の業績上方修正・増配で1000円台に乗せて上値を追い、第3四半期の伸び悩み業績でいったん1350円まで下ぶれたが、東証1部指定替えで年初来高値まで買い進まれた。1部上場後は1184円と売られたが、下げ過ぎとして即300円幅の底上げをした。PER11倍台の割安修正が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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