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後場に注目すべき3つのポイント~日銀は金融政策の現状維持を決定
*12:21JST 後場に注目すべき3つのポイント~日銀は金融政策の現状維持を決定
11日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・金融会合の結果で利食い強まるなら押し目狙いのスタンス
・ドル・円は97円98銭付近、日銀は金融政策の現状維持を決定
・日銀は金融政策の現状維持を決定、先物は一時13150円まで下げ幅を拡大
■金融会合の結果で利食い強まるなら押し目狙いのスタンス
日経平均はもみ合う展開。0.92円安の13513.28円(出来高概算16億3000万株)で前場の取引を終えている。日銀の政策決定会合の結果を見極めたいとする流れから、こう着感の強い相場展開となった。10日の米国市場が高安まちまちの展開だったほか、為替市場では円相場が朝方の水準からやや円高に振れていることもあり、利益確定の流れが先行。しかし、寄り付き直後に13419.36円まで下げた後は、前日終値を挟んでの推移が続いている。東証1部の値上がり数は過半数を占めているほか、規模別指数も小幅ながら大型、中型、小型株指数ともに上昇している。
セクターではパルプ紙、建設、保険、水産農林などが堅調。一方で、鉄鋼、不動産、その他金融、空運などには利益確定の売りが優勢。こう着感が強まるなか、物色は低位材料株などに向かっており、東京計器<7721>、大同工業<6373>、GSIクレオス<8101>などが強い動きをみせている。
日経平均は前日終値を挟んでのこう着が続いている。テクニカル面ではボリンジャーバンドの-1σの水準。一目均衡表では雲上限と転換線が位置している。ただ、いずれも現時点ではサポートとして機能する格好であり、日銀の金融政策決定会合の結果次第では、上放れてくる可能性はありそうだ。
ETFやREITの購入枠などについては据え置く方針とみられているが、据え置きによる失望は織り込まれている分、増額によるポジティブ・サプライズへの反応は大きいとみておきたい。
また、円相場は朝方からやや円高に振れているが、米S&Pによる米国債の格上げの動きのほか、米金融引き締めに向かうとの見方などから、円安トレンドは継続だろう。一先ず、金融会合の結果が据え置きで利食いが強まる局面では、押し目を狙いたいところであろう。
■ドル・円は97円98銭付近、日銀は金融政策の現状維持を決定
ドル・円は97円98銭付近で推移。ドル・円は一時97円80銭まで下落。日銀は11日に開いた金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決めたが、一部では長期資金の供給策を導入すると期待されていたことから、リスク回避的な円買いが活発となっている。
ただし、長期資金の供給策(金利安定化措置)については、今後も議論の対象になるとみられており、今回導入が見送られたことは重大な問題ではないとの見方もある。また、個人勢などは97円台後半でドル買いを実行しており、ドル・円は下げ止まりつつある。
■今後のポイント
・97円台後半で個人勢のドル買いが観測される
・日銀は期資金の供給策導入を見送り→リスク回避的なドル売りが増加
12時18分時点のドル・円は97円98銭、ユーロ・円は130円15銭、ポンド・円は152円78銭、豪ドル・円は92円38銭付近で推移している。なお、中国市場は端午節の祝日で休場(12日まで)
■後場のチェック銘柄
・日銀は金融政策の現状維持を決定、先物は一時13150円まで下げ幅を拡大
・緩和メリット関連を中心に利食いや処分売りが強まる可能性
・売り一巡後も先物動向を見極めへ、材料株での短期値幅取りが物色の中心か
☆後場の注目スケジュール☆
<国内>
14:00 移動電話国内出荷(4月、電子情報技術産業協会)
15:00 工作機械受注統計(5月)
15:30 黒田東彦日本銀行総裁、記者会見(日銀本店)《KO》
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