注目銘柄ダイジェスト(前場):オリンパス、リコー、ガンホーなど

2013年6月11日 11:34

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記事提供元:フィスコ


*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):オリンパス、リコー、ガンホーなど

オリンパス<7733>:3130円(前日比-70円)
さえない。東証では同社株の「特設注意市場銘柄」指定を解除と発表している。内部管理体制に問題はないとの判断。ただ、方向性はすでに織り込まれていたとみられ、新たにポジティブな反応は限定的となっている。国内機関投資家の運用制約解除に伴う資金流入への期待などに関しても、すでにアナリストの買い推奨の動きなどは目立っており、今後の組入れニーズなども限られると。

リコー<7752>:1171円(同+31円)
しっかり。JPモルガン(JPM)では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も1400円から1500円に引き上げ。第1四半期営業利益は230億円から300億円に引き上げており、JPM予想である通期1500億円達成の可能性も高まってきたと判断。印刷業界向けライトプロダクション新製品が、下半期の業績を牽引すると予想している。なお、JPMではキヤノン<7751>の投資判断は格下げへ。

王子HD<3861>:384円(同+32円)
大幅高。本日は紙パセクターが業種別上昇率のトップになっている。SMBC日興証券では業種格付けを「弱気」から「中立」に格上げ、今後、印刷用紙で2013年度2回目となる国内値上げ、段ボール原紙・製品の国内値上げが発表されれば、各社の株価は、来期に向けた業績改善を織り込む形で上昇トレンドを辿る公算が大と考えているようだ。個別では、同社と日本製紙<3863>の投資判断を「3」から「1」に一気に2段階格上げ、印刷用紙、段ボール原紙・製品の両方の値上げの恩恵を享受できる見込みと。

ローム<6963>:3935円(同+35円)
堅調。モルガン・スタンレー(MS)では投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も3800円から4600円に引き上げており、半導体セクターのトップピックと評価している。これまで取り組んできた構造改革の効果が期待できるほか、円安効果の大きさなども評価材料としている。

アイダ<6118>:742円(同+47円)
しっかり。岩井コスモでは投資判断を「B+」から「A」に格上げ、目標株価を850円としている。自動車メーカーは当面、省エネ対応の自動車として低燃費効率を追及した小型車の増産を行う見込みであり、圧力を自在に変化させられるサーボプレス機械への需要は増加していくと考えているもよう。今期業績は会社計画を上回ると見ているほか、当面2ケタの利益成長継続が可能と。

Dr.シーラボ<4924>:272200円(同-13400円)
売り先行。同社は前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は48.6億円で前年同期比16%減益となり、通期予想を従来の97億円から75億円に下方修正している。年間配当金も従来の9000円から8000円に引き下げへ。通販の販売不振が響く格好になったもよう。2四半期連続での下方修正となる格好に。三菱UFJでは投資判断「アンダーパフォーム」継続で、目標株価を253000円から230000円に引き下げ。

セルシード<7776>:2588円(同+218円)
大幅続伸。角膜内皮組織再生に関する特許が、韓国で成立する見込みとなったと発表したことが材料視されている。同社ではすでに角膜再生上皮シートの事業化に取り組んでいるが、今回の特許は同じ角膜を対象とする治療領域の中で、角膜内皮の再生という新たな治療領域への展開の可能性を切り拓く成果と。なお、今期業績に与える影響は軽微としている。

タカラバイオ<4974>:2856円(同+84円)
続伸。同社やナノキャリア<4571>など、バイオ関連株への見直しが継続している。本日マザーズ市場に新規上場したペプチドリーム<4587>は買い気配からのスタートと人気化となっており、バイオ関連の刺激材料となっているようだ。また、iPS細胞を使ってがんの新しい治療法を開発する研究で成果が出始めたと伝わっており、iPS細胞関連の支援材料にも。

ガンホー<3765>:1232000円(同+112000円)
大幅続伸。大証が、本日の売買分から同社株の信用取引の臨時措置を解除したことが材料視されている。昨日は6日ぶりの大幅反発となったが、信用取引規制の緩和を追い風に見直しの動きが強まる状況に。また、同社の強い動きが刺激材料となり、コロプラ<3668>など、好業績のゲーム関連にあらためて資金が向かっている。《KO》

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