週刊ダイヤモンド今週号より~成長続く最後の市場 アフリカで勝つ方法

2013年6月10日 08:01

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記事提供元:フィスコ


*08:01JST 週刊ダイヤモンド今週号より~成長続く最後の市場 アフリカで勝つ方法
治安や貧困、政府のガバナンスといった数々の問題を抱えながらも、豊富な資源、人口増で高成長が続き、“最後の市場”との呼び声も高いアフリカ。そのアフリカへの進出で出遅れた日本企業は、この難しい成長市場とどう向きあうべきなのでしょうか?
 今週号の特集では、資源、企業進出の両面からアフリカで成功する方法を探っています。

“資源の宝庫”と呼ばれるアフリカに巨額の資金が流れ込むようになったのは、2000年代半ばから起こった資源高がきっかけ。とりわけトップ外交を繰り広げる中国の存在感は圧倒的で、アフリカへの投資残高は約1兆6000億円にも達しています。一方で、日本の投資残高はその約半分にとどまっているのが実情です。

ただ、外資の進出が進むと同時にアフリカで起きているのが“資源ナショナリズム”の台頭。「自国の資源が外資によって搾取されている」との声が高まる中、一部では外資が資源を牛耳ることのできない仕組みが作られています。アフリカ内で資源を利用する方法を考えることが重要となっているほか、交通インフラの建設など地域への貢献が求められています。

もはや資源の開発だけでは、アフリカの資源国の支持は得られません。日本企業が資源獲得に成功するためには、自社の利益を稼ぐだけでなく、アフリカ側の期待にも応えられる新たな投資戦略を構築する必要があると、ダイヤモンド誌では指摘しています。

同誌はまた、成功した企業にアフリカ進出の要訣を学ぶ必要があると指摘します。例えば、カネカ<4118>のカツラ(ウィッグ)。現地のニーズを細かく把握することで、年間2億7000万個を売り上げています。また、ゼンショーホールディングス<7550>はコーヒー豆の調達を通じ、教育、福祉、医療、治安を改善させることで、将来的に事業が拡大するような仕組みを構築しています。
《NT》

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