しばらくは短期的な値幅取り中心でボトム形成を見極め【クロージング】

2013年6月7日 17:50

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記事提供元:フィスコ


*17:50JST しばらくは短期的な値幅取り中心でボトム形成を見極め【クロージング】

7日の日経平均は小幅に下落し、26.49円安の12877.53円(出来高概算43億9000万株)で取引を終えた。6日のNY為替市場で円は対ドルで一時1ドル95円台に急伸し、約1ヶ月半ぶりの円高・ドル安水準をつけたことが嫌気された。また、ナイトセッションとはいえ先物市場で一時12290円まで急落したことも利益確定の流れに向かわせた。

前場段階では下げ渋りをみせていたが、これまで同様、後場に入ると先物主導で下へのバイアスが強まるなか、信用取引に絡んだ強制ロスカットの動きも加わり、一時12548.20円まで下げ幅を拡大。しかし、厚生労働省が年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の中期計画の変更について説明するとの報道を受けて、一時13100円を回復する局面をみせるなど、先物市場の動きに振らされる相場展開だった。

ファーストリテイリング<9983>やファナック<6954>が堅調だったことで、日経平均の下落率は0.21%にとどまっている。しかし、TOPIXの下落率は1.29%、ジャスダック平均は5.36%、マザーズ指数は11.49%である。日経平均は価格面ではボトム形成が意識される水準までの調整をみせているが、需給整理による下へのバイアスはしばらく警戒する必要がありそうだ。先物に絡んだ売り仕掛けはあるが、現物については押し目拾いのスタンスであり、ショートポジションは積み上がりづらい状況であろう。オーバーナイトのポジションは取りづらく、短期的な値幅取りを行いつつ、ボトム形成を見極めたいところである。
《KO》

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