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7日の香港市場概況:3日続落、海外株の不安定な値動きが市場心理を冷やす
*17:45JST 7日の香港市場概況:3日続落、海外株の不安定な値動きが市場心理を冷やす
7日の香港市場では主要指数のハンセン指数が3日続落となり、前日比263.17ポイント安(-1.21%)の21575.26で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同173.95ポイント安(-1.68%)の10187.27、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同21.72ポイント安(-0.51%)の4199.11だった。
ハンセン指数は終日軟調に推移し、終値で4月18日以来、約8週ぶりの安値を付けた。足元の下落を受けた買い戻しで朝方は底堅く推移したが、前場中ごろから急速に下げ幅を拡大。この日の中国本土株や日本株の不安定な値動きが市場心理を冷え込ませた。21500近辺ではようやく下げ止まったものの、その後は安値圏でのもみ合いに。今晩に米雇用統計、8-9日に中国の主要経済指標の発表を控え、米中の景気先行きへの警戒感がくすぶった。
ハンセン指数の構成銘柄では、国泰航空(00293/HK)が3.53%続落。前日に続き、香港を拠点とする格安航空・ジェットスター香港の早期開業への警戒感が強まった。また、中国銀行(03988/HK)が1.98%下落。配当権利落ち日にあたったのに加え、5月の融資縮小への懸念も持続した。
長江実業(00001/HK)や信和置業(00083/HK)など、香港系不動産セクターの下げも目立った。野村では、米国債利回りの上昇が香港系不動産株の足かせになると指摘している。また、指数ウエート最大のHSBC(00005/HK)は1.46%値を落とした。
このほか、中国人民保険集団(01339/HK)が5.74%安と大きく下落。新規株式公開(IPO)から半年が過ぎたことで、ロックアップ(売却制限)解除に伴う大株主の持ち株放出が警戒された。一方、玖龍紙業(02689/HK)が0.59%上昇。JPモルガン・チェースは利幅の回復を理由に、同社に対する強気の投資判断を継続している。
《KO》
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