2ヶ月ぶり13000円割れも、ここからは押し目拾いのスタンス【クロージング】

2013年6月6日 16:29

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記事提供元:フィスコ


*16:29JST 2ヶ月ぶり13000円割れも、ここからは押し目拾いのスタンス【クロージング】

6日の日経平均は続落となり、110.85円安の12904.02円(出来高概算43億7000万株)と2ヶ月ぶりに13000円を割り込んで取引を終えている。金融緩和政策の先行き不透明感による米国株安のほか円高の流れが嫌気され、主要銘柄は軒並み売りが先行する格好から始まった。それでも、日経平均の13000円割れによる目先的な底打ち感なども意識され、前場半ばには一時13238.53円まで上昇。後場に入っても安値を割り込む局面を見せた後に13100円を回復するなど、先物主導の流れに。結局は大引けにかけて再び弱含みとなり、終値で13000円を割り込んでいる。

先物市場では断続的な売りの一方、下値でまとまった買いオーダーが入ったことが、一時の上昇につながっていたようだ。しかし、日本銀行は10、11日の両日開く金融政策決定会合で、年内の買い入れ目標額に近づいている不動産投資信託(J-REIT)の購入枠については据え置く方針と伝えられたことで、需給面での下支え期待が後退。これが、売り方優位の展開にさせた面も。

主要銘柄の調整はインデックス売買に絡んだところであるが、さすがに日経平均の不安定な値動きのなか、個人主体の材料株の動向も警戒要因に。強い動きをみせている材料系の銘柄についても、大引けにかけてはポジション調整の動き。中小型株については利益確定の流れから、足元のトレンドが悪化傾向にある。

明日は週末の米雇用統計や中国の経済指標の発表を控え、積極的なポジションは限られよう。指値の薄いなかでイレギュラー的な価格がつきやすく、売り方の仕掛け的な売買には引き続き注意したいところ。一方、日経平均は4月5日に空けているマド(12635-12830円)上限レベルでの攻防である。マド埋めへのトレンドが継続してしまうと、月足の一目均衡表の雲上限が位置する12660円辺りを試す可能性が高まる。ただし、ボトム形成となる可能性があるため、ここからは押し目拾いのスタンスと意識しておきたい。

《KO》

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