後場は先物市場の動向を睨みながら

2013年6月6日 11:52

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記事提供元:フィスコ


*11:52JST 後場は先物市場の動向を睨みながら
 日経平均は下落。59.16円安の12955.71円(出来高概算21億5000万株)で前場の取引を終えている。米株安や円高の流れが嫌気されており、主要銘柄は軒並み売りが先行する格好となり、日経平均は約2ヶ月ぶりに13000円を割り込んで始まった。その後は為替がやや円安に振れたほか、ハイテクの一角の強い値動きや日経平均の13000円割れによる目先的な底打ち感なども意識され、前場半ばには一時13238.53円まで上昇。
 しかし、13000円辺りでのこう着が続くなか、前引けにかけて再び利益確定の売りに押される展開となっている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり237に対して値下がり1401、変わらず77と、値下がり数が全体の8割を占めている。セクターでは銀行、証券、不動産が小じっかりな他は、電力ガス、海運、倉庫運輸、機械、金属、サービスなど全般弱含みに。物色はやや仕手系色の強い低位材料株などに、短期筋の資金が向かっているようである。
 日経平均は13200円を回復後に再びマイナス圏に入ってしまった。ただ、このところは後場に入り先物主導で下げが加速する動きが相次いでいることもあり、慎重姿勢になりやすい。また、明確な底打ちシグナルというよりは、13000円割れによる心理的な底打ち感からのリバウンドであり、戻りの鈍さが意識される局面では、資金の逃げ足も速いだろう。
 前場段階では銀行、不動産、証券の一角が小じっかりだった。後場も物色が続くようだと、日経平均も再び13000円からのリバウンドを意識させよう。一方、輸出関連については、7日の米雇用統計待ちの状態であり、短期的なリバウンドを狙ったトレードにとどまりそうである。(村瀬智一)
《FA》

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