NYの視点:今週は重要な指標が目白押し

2013年6月4日 07:05

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記事提供元:フィスコ


*07:05JST NYの視点:今週は重要な指標が目白押し

今週は市場や中央銀行にとって重要なイベントが目白押しになっている。特に資産購入ペースの不透明感が強まっている米国の金融政策の今後の動向を見極める上で重要な雇用関係の指標が注目される。今週末に発表予定の5月の米雇用統計は18-19日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)を控え最後の雇用統計になるため注目が集まっている。

早くて9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で資産購入規模の縮小が決定されるとの見方も強まっていたが、3日に民間の米国供給管理協会(ISM)が発表した全米の製造業活動動向をあらわす5月のISM製造業景況指数は49.0と、景気後退終了直後の2009年6月以来で最低となった。活動の拡大と縮小の境目を示す50を割りこんだのは2012年11月以降で初めて。主要項目となる新規受注も48.8と2012年7月以来で最低となった。

ディスインフレの圧力がFRBの政策決定で依然重要な要因となることや、強弱まちまちな米国の経済指標を受けて、大方のエコノミストは年末までFRBが資産購入の縮小に踏み切ることはないと見ているようで、ドル買いの流れは緩やかなものに終始しそうだ。

■今週の注目材料

■中央銀行イベント

6/4:豪州準備銀行理事会(予想:政策金利を2.75%に据え置き)
6/5-6:英国中央銀行金融政策委員会(予想:政策金利0.50%、資産購入目標3750億ポンド)
6/6:欧州中央銀行(ECB)理事会(予想:政策金利0.50%に据え置き)
6/7:メキシコ中央銀行金融政策決定会合(予想:政策金利4.0%に据え置き)

■注目される米国経済主要指標(6月3日-7日)

6/4:4月貿易収支:(予想-411億ドル、3月-388億ドル)
6/5:5月ADP雇用統計:(予想16.5万件、4月11.9万件)、5月ISM非製造業景況指数(予想53.5、4月53.1)
6/6:5月チャレンジャー人員削減数(4月-6.0%)、週次失業保険申請件数(予想34.5万件、前週35.4万件)
6/7:5月雇用統計:失業率(予想7.5%、4月7.5%)、非農業部門雇用者変化数(16.8万件、4月16.5万件)


《KO》

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