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【今日の言葉】アベノミクスは治療からリハビリへ
記事提供元:日本インタビュ新聞社
『アベノミクスは治療からリハビリへ』=休日のテレビ討論等には、最近の株安テーマが目を引いた。攻める側は、「アベノミクスの挫折」、「物価高の副作用発生」などで、語気を強める。
受ける側は、「経済も株も上昇過程の中の単なる調整」、「デフレからインフレへ政策転換だから多少の副作用はつきもの」――。ほぼ、こういう主旨のようである。新政権後、日経平均は8割も値上りしたから純相場的にみても調整は当然だろう。しかも、調整とはいっても前政権末期から、なお5割も上にあることを考えればアベノミクスの失敗ということにはならないだろう。
とくに、危篤に近い状態にあったデフレ経済を一気に退院の見込めるところまで回復させているのだから、微熱が残る、咳や痰が出る、足腰がふらつく、といったことは当然、あり得る。ここからは患者とドクターが一緒になってリハビリに取組むかがポイントではないだろうか。このことは、患者でもある国民がいちばんよく分かっている。だから、アベ・ドクターに対する支持率は高い。気になるのは、アベ・ドクターの、この間の完全休日はわずか3日、過労でドクター自身が倒れないか心配である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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