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【株式評論家の視点】高水準の裁定買残が重荷、CME先物安で週初は厳しい場面も
<相場展望>(6月3~7日)
波乱相場の終息が遅れているが、6月第1週も底入れ確認を探る展開が継続しそう。5月31日のニューヨークダウは、前日比208ドル安の1万5115ドルと急落した。CMEの円建て日経平均先物相場も、1万3455円と31日の大証の日経平均先物相場の終値1万3705円を大きく下回る水準で帰ってくる。
米国株については、良好な経済指標の発表が相次ぎ、米連邦準備理事会の量的緩和の早期縮小が嫌気されたことが下げの背景。これは東京市場暴落の要因にもなっており、日本株を追って、いずれ米国株も下げの洗礼を受けるのではと懸念されていた。しかし、株式市場の投資家層が厚いニューヨーク市場では、売りが吸収されるのではとも期待されていただけに、残念な下げである。
東京市場は完全に先物相場に振り回される展開。目先は高水準の裁定買い残が重荷になっている。株数ベースでの裁定買い残の推移は5月17日申し込み現在の29億4500万株をピークに、5月24日申し込み現在の27億8200万株へ減り始めたばかり。裁定解消売りの一巡にはまだ少し日柄がかかりそう。
6月5日には成長戦略第3弾が発表される見通し。市場では織り込み済みとして関心は薄いが、安倍首相にとって株高は生命線。意外な一手を期待したいところである。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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