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【アナリストの眼】アーバネットコーポレーション株価は3連続の陽線、大幅増益見通しの6月決算接近、PERに買い余地、株式分割も
<業績&株価分析>
投資用マンションのアーバネットコーポレーション<3242>(JQS)の29日終値は5300円高の7万4300円と買われ、日足チャートは3連続陽線となっている。
東京23区で投資用・分譲用マンションの開発・販売事業を展開している。異次元の金融緩和や消費増税前の駆け込み需要も追い風となって、投資用マンション市場が拡大している。
今期(13年6月期)業績(非連結)見通しについては、2月7日に経常利益と純利益を増額修正して売上高が前期比4.1%増の71億円、営業利益が同55.0%増の7億15百万円、経常利益が同39.7%増の5億90百万円、純利益が同63.7%増の6億90百万円としている。投資用・分譲用マンションの開発・販売が順調であり、販売直接費の減少なども寄与して営業損益が大幅に改善する。経常利益については支払利息減少、純利益については繰延税金資産計上も寄与する見込みだ。
5月9日に発表した第3四半期累計(12年7月~13年3月)は、前年同期比39.8%増収、同9.2倍営業増益、同9.2倍経常増益、同12.1倍最終増益となった。投資用ワンルームマンションが想定以上に前倒し販売され、分譲用ファミリーマンションの売却も進んだ。通期予想に対する進捗率は売上高が68.4%、営業利益が74.0%、経常利益が74.2%、純利益が80.9%であり概ね順調な水準だろう。
なお5月9日に株式分割と単元株制度の採用を発表している。6月30日を基準日(効力発生日7月1日)として1株を200株に分割し、単元株式数を100株とする。
株価の動きを見ると、5月10日の年初来高値11万2000円から急反落して、5月24日には6万1800円まで調整する場面があった。しかし5月29日には7万6300円まで戻す場面があり、反発の動きを強めている。値幅調整が完了した可能性があるだろう。
5月29日の終値7万4300円を指標面(株式分割前)で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS7374円32銭で算出)は10倍近辺、予想配当利回り(会社予想の年間1000円で算出)は1.4%近辺、実績PBR(前期実績のBPS1万6179円99銭で算出)は4.6倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線を割り込んでいるが、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺で反発の動きを強めている。サポートラインを確認して調整一巡した可能性があり、高値圏回帰の展開が期待されるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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