【アナリストの眼】大和コンピューター株価続伸、決算発表接近で通期の再増額期待強い、農業も本格展開

2013年5月29日 15:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

■大和コンピューター株価続伸、決算発表接近で通期の再増額期待強い、農業も本格展開

  ソフトウェア受託開発が主力の大和コンピューター <3816> (JQS)の29日株価は9円高の1909円と前日の170円高に勢いを受け継いで買われた。5月30日に今期(13年7月期)第3四半期累計(12年8月~13年4月)業績発表を予定しており、通期見通し再増額の期待や農業関連のテーマ性が支援材料だろう。

  基幹系業務用ソフトウェアの受託開発やサービスインテグレーションを展開し、大塚商会 <4768> とSCSK <9719> 向けを主力としている。また静岡県袋井市に農地・農業生産設備を確保し、統合環境制御システムを構築して農作物生産・販売事業も本格的に開始している。

  今期連結業績見通しは2月21日に増額修正して売上高が前期比2.7%減の18億50百万円、営業利益が同11.3%増の2億30百万円、経常利益が同11.9%増の2億35百万円、純利益が同36.8%増の1億35百万円としている。農業分野で費用先行するが、システム開発の受注が好調な模様である。通期予想に対する第2四半期累計(12年8月~13年1月)の進捗率は売上高が52.2%、営業利益が80.0%、経常利益が80.0%、純利益が81.5%と高水準であり、通期上振れの期待が高まっている。

  株価の動き(4月30日を基準日として1株を1.5株に分割)を見ると、4月10日の株式分割発表を好感して急騰し、4月10日終値1163円から4月16日の2563円まで急騰した。その後は反落して調整局面だが、概ね1700円近辺で推移して、足元では調整一巡感を強めている。

  5月28日の終値1900円を指標面(4月30日の株式分割後)で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS102円44銭で算出)は18~19倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は1.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1677円11銭で算出)は1.1倍近辺である。

  日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線が接近して再動意のタイミングのようだ。今期再増額の可能性も評価して4月高値を試す展開が期待されるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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