荒い値動きが続く、寄り付き30分で400円超の変動/ランチタイムコメント

2013年5月28日 12:17

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記事提供元:フィスコ

[ランチタイムコメント]

11:47JST 荒い値動きが続く、寄り付き30分で400円超の変動

 日経平均は反発。80.74円高の14223.39円(出来高概算22億4000万株)で前場の取引を終えた。米国市場はメモリアルデーの祝日となり、海外勢による資金流入が限られるなか、日経平均は続落で14000円を割り込んで始まった。27日の先物市場では、大証とSGX(シンガポール)のナイトセッションで一時13680円まで下げ幅を広げていたことも慎重にさせた。しかし、その後は急速に切り返す展開となり、一時14363.30円まで上げ幅を拡大させている。

 セクターでは、トヨタ<7203>、富士重工<7270>、いすゞ<7202>の強い値動きから輸送用機器が上昇。海運、機械、ガラス土石、非鉄金属などがしっかり。一方で、不動産、電力ガス、その他製品、陸運、倉庫運輸などが小安く推移。規模別指数では大型株指数のみが上昇。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が過半数を占めている。

 日経平均は14000円を割り込んで始まり、ナイトセッションで付けた13680円辺りが警戒されていたが、先物主導で急速に切り返している。先物では寄付きからの30分程度で400円超の変動をみせている。ただし、25日線が上値抵抗として意識されており、これに抑えられる格好から、次第にこう着感が強まってきている。

 また、大型株指数のみの上昇、トヨタ<7203>、ファーストリテイリング<9983>などが日経平均をけん引している状況である。為替市場ではやや円安に振れて推移しているが、株式市場を睨みながらの展開に。一方で、中型・小型株指数のマイナスや、東証1部の過半数の銘柄が下落している状況である。日経平均は堅調ながらも、主力株がけん引している状況では、慎重ムードの払拭とまでは行かないだろう。

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